
こんな方におすすめ
- 日本の農薬使用量を知りたい
- 農薬による危険性を知りたい
- 農薬によるからだへの害を知りたい
こちらの記事を読むと、世界の国々と比較した日本の農薬使用量と農薬の危険性、人間に与える影響、害についてわかります。
また農薬をできるだけ避ける方法や解毒方法も最後にまとめてますのでぜひチェックしてみてくださいね。
目次
【農薬の危険性】知らないと損!あなたの食べている野菜は大丈夫!?

あなたの健康を大事にしたいなら日本の農薬について知っておいたほうが絶対いいです。
世界と比べても日本はたくさんの農薬を使っている現状があります。
日本の野菜は世界の中で一番危険!?
ご存じでしたか?日本の農薬使用量は世界トップレベルであることを。
ある毒性の強いネオニコチノイド系農薬のリンゴに対する日本の使用基準は、アメリカに比べて2倍、EUと比べると2.5倍にもなります。茶葉に至っては、EUに比べて300倍もの使用基準値が設けられています。そもそもネオニコチノイド系の農薬は毒性が強く、使用を禁止している国もあります。それを使うことが許可されている国のなかでも、日本の使用基準だけが異常に高い。「日本の野菜は安全」という思い込みは、とんだカンチガイです。
1日3食をやめなさい!/内海聡 より
スーパーに売っている野菜は、国産はもちろん、中国やアメリカ、それに東南アジアや南米からの輸入品もたくさんあります。
国産だと安心と考えるひとがかなり多いと思いますが現実は恐ろしいほどにちがいます。
世界からした日本の農薬使用量
≪農薬使用量トップ5≫
1位 台湾
2位 中国
3位 イスラエル
4位 韓国
5位 日本
※FAO(国連食糧農業機関)が公開した2017年の耕地単位面積あたりの農薬使用量
※ちなみに農薬使用量において1位から5位はあまり差がありません。
≪世界と比較した日本の農薬使用量≫
ブラジルの農薬使用量は、日本の2分の1
フランスの農薬使用量は、日本の3分の1
イギリスの農薬使用量は、日本の4分の1
アメリカの農薬使用量は、日本の5分の1
インドの農薬使用量は、日本の20分の1
農薬といえば「ネオニコチノイド」と「グリサホート」が有名
農薬の害としてもたびたび耳にする「ネオニコチノイド」と「グリサホート」とはどういったものかを解説していきますね。
ネオニコチノイドとは?
ネオニコチノイド系農薬は、猛毒のニコチンと化学構造が似た最新の殺虫剤です。
農薬といえばネオニコチノイド系農薬の被害が多くあがっています。
この成分は脳や様々な臓器へも浸透し急性中毒や窒息死、アレルギー、免疫不全、発達障害、精神障害、知能障害などを引き起こします。
グリサホート(除草剤)とは?
日本で最も使われている除草剤がラウンドアップです。
その主成分がグリサホート(除草剤)です。
グリサホート(除草剤)は、WHOが発がん性があると評価しています。
2015年3月世界保健機関(WHO)の専門組織である国際がん研究機関(IARC)が「ヒトに対しておそらく発がん性があると結論付け危険度を示す5段階評価で2番目に高い「グループ2A」に分類しました。
ちなみに2019年、100円ショップのダイソーでは人間への毒性が明らかなためグリサホート含有除草剤の販売をとりやめました。
世界と逆行して残留農薬の基準値を上げている日本
近年、みつばちが農薬によって大量死したことなどによってEUをはじめ、韓国、台湾などはネオニコチノイドの使用を禁止、もしくは制限しているにもかかわらず日本はそれとは逆に残留農薬の基準値を上げて使用を増やすようにしているのです。
2015年、ネオニコチノイドに関しては、かぶの葉はなんと2000倍、春菊は50倍、ホウレンソウは13倍にですよ。
また2017年に、グリサホート農薬(除草剤)に関しても大幅に残留基準値をあげています。
とうもろこし5倍、小豆類5倍、小麦6倍、ライ麦150倍、そば150倍、べにばな種子400倍です。
残留農薬の基準においては、ヨーロッパでは中毒値レベルなのに日本ではふつうにスーパーにでまわっているという現状があります。
残留農薬の危険性と人間のからだへの害

農薬ってくすりという漢字が含まれているとおり、基本的には薬の一種で石油からできている化学物質です。
薬はリスクとも呼ばれていますからかだには有害かつ毒物なのです。
将来の自分の健康のためにしっかりどういう害があるのかも知っておく必要があります。
野菜などの残留農薬の慢性毒性について
野菜などの残留農薬、いわゆる脂溶性の化学物質はすぐに毒性を発揮せずからだに蓄積されてなかなかでていきません。
ですので今日スーパーに売っている普通の野菜を食べてもすぐには病気になったり死んだりはしません。
慢性毒性として数年から10~20数年後以降にからだへの影響としてでてきます。
残留農薬が与えるからだへの害
残留農薬の害としてはたくさんあがっていますが、主にガンやアレルギー、生活習慣病などの一因としてあげられています。
近年、2人に1人がガンにかかり3人に1人がガンで亡くなっていることから原因の1つといわれても納得がいきますよね。
最近発表された研究では、女性における不妊症と関連があることも示されました。
一方で、無農薬のオーガニック野菜や果物を食べていた女性では妊娠に成功する割合が高くなっていました。
スーパーなどで売られている普通の野菜や果物を食べていただけで、妊娠成功率が低かったのです。
男性も同様に世界的にも精子の減少が伝えられていますよね。
農薬であるネオニコチノイドをマウスに投与すると、無毒性量の5倍で精巣から精子が消えていたという実験結果があります。
また不妊治療を受診した男性を調べると、農薬が含まれる野菜や果物を多く摂取した男性ほど精子の数が少なかったというハーバード公衆衛生大学院の論文もあります。
近年、不妊カップルの増加というのも農薬の影響が1つの原因とも考えられています。
食べる野菜だけではない!農薬散布によるからだへの害

農薬がふられている側をとおったときにイヤな匂いやからだに異変を感じたことありませんか?
例えばかゆくなったり息苦しくなったり。
直接、息をしていて農薬を吸ってしまったときには短期的な急性毒性としてからだに害がでることもあります。
ネオニコチノイド系農薬の空中散布によるこどもへの害
日本では農薬の空中散布もさかんに行われています。
こちらのYouTubeみてみてください。
松枯れ病対策として空中散布している農薬の害です。
最近では、こどもや胎児に影響する神経毒性が問題となっています。
こどもへの影響がこわいほどはっきりわかります。
欧米と比べて狭い日本では同じ空中散布でも人に被害がおこりやすい環境であることはまちがいありません。
農薬散布されている地域のかた、こどもはもちろん妊婦のかたも気を付けてくださいね。
小さいころ田んぼの中に家があった我が家の近くでも定期的に農薬がまかれていました。
まかれるときはすぐに母が窓閉めなさいっていっていたのを思い出します。
農薬がまかれているときはなんともいえない息がつまるような変なにおいがしました。
小さかった妹はその匂いでぐったりしてしまったことがあると母からきいたことがあります。
また最近では実家に帰ってもかえるがいなくなったなと実感しています。
むかしは、田植え時期は道路にたくさんのかえるがでてきていて車にひかれて死んでたりしてたんですが最近では道路でかえるをみることさえありません。
実家の父によるとすずめたちもすっかりいなくなったといっています。
生物や人間に害をもたらす農薬。
農薬は草を枯らすための除草剤、虫を殺すための殺虫剤なども含まれますが「殺虫剤」って虫を殺すと書きますよね。
除草剤も殺虫剤もあらゆる生き物を殺す毒物だということ、それは生きている人間にも当然、影響してくるということを頭においておくことは大事なことです。
そのうえで、少しでもそういったものを避けていくことが必要ですよね。
農薬をできるだけ避ける方法・解毒する方法

農薬のからだへの害を知ってしまったからには、農薬をさける方法、解毒する方法を知ってできるかぎり自分のからだを守っていきましょう!
農薬を避ける方法・解毒する方法
農薬を避ける方法
① 旬の野菜を食べる(旬の野菜の農薬は少ないし栄養価も高いです)
② 残留農薬の高い野菜や果物はなるだけ食べない
残留農薬量ランキングワースト10を参考にしてみてくださいね。
≪残留農薬量ランキングワースト10≫
1位 いちご
2位 りんご
3位 ネクタリン
4位 桃
5位 セロリ
6位 ブドウ
7位 さくらんぼ
8位 ほうれん草
9位 トマト
10位 パプリカ(ピーマン)
※このランキングは、米農務省とFDA(食品医薬品局)による調査データ(消費量の多い野菜・果物を対象)から作成されています。
③ なるべく農薬不使用の野菜を食べる
無農薬野菜の宅配している会社をまとめました。
お得なお試しやキャンペーン情報ものせているのでぜひチェックしてくださいね。
>>無農薬野菜の宅配まとめはこちら
④ 農薬を除去するツールを使って野菜をしっかり洗う
かんたんに野菜やくだものの農薬を除去するツールがあります。
スーパーで買った野菜やお米などにも使えて便利です。
>>農薬を除去するツールはこちら
農薬を解毒する方法
① たまに解毒作用のある無農薬玄米を食べる。
② 汗をじわっとかいてデトックスする(低温サウナやよもぎ蒸しがおすすめ)
まとめ(【農薬の危険性】知らないと損!あなたの食べている野菜は大丈夫!?)
いかがでしたか?
日本は世界からしても農薬規制が緩くて農薬まみれの野菜がスーパーに平然としておかれているなんてびっくりですよね。
いまや、スーパーもコンビニも外食も農薬まみれの農産物であふれています。
日本でできることは、すこしでもそれらを避けようとする意識と行動だと思います。
5年後10年後の未来の健康なからだのために、いましっかり自分のからだに向き合い良い選択をしていくことが大事です。
この日本の農薬については知らないと損というくらい大事なことです。
こころとからだの健康に大きく影響するからです。
なので知ったあなたは、ラッキーだと思います。
少し意識して行動したただけでもでもだいぶ違うと思いますよ。
農薬は、発がん性物質を含んでいるといわれていて2人に1人がガンになる時代です。
身近なひとでガンにかかったひとっていませんか?
わたしは、近い親戚のおじさんおばさんがたて続けでガンにかかって亡くなってしまったり、元同僚の女性が乳がんになったりとまわりでもすごくがんは多いです。
農薬の使っていない無農薬野菜を食べることでからだの調子がよくなったかたや、がんになってしまった方でも無農薬野菜をたべる習慣に切り替えたことで再発もないという方もいらっしゃるのは事実としてあります。
お得なお試し野菜で農薬の使われていない本来の野菜の味を体験して、ふだん食べている農薬まみれのスーパーの野菜とどれだけ味が違うかを比較してみるとびっくりな発見があると思いますよ。
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もうスーパーの農薬まみれの野菜は食べたくないというかた、ちかくに無農薬野菜が売っていないしどこで買ったらよいかわからないというかた、健康志向の方向けに、自然栽培(無農薬・無肥料)、無農薬野菜、有機野菜 ...
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