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こんな方におすすめ
- 缶コーヒー・トマト缶・缶詰・プラスティック容器などのビスフェノールAの影響を知りたい
- ビスフェノールAが与えるとされるからだへの害について知りたい
- ビスフェノールAに対する対策を知りたい
「トマト缶が危険!?」「プラスティックが危険!?」など耳にきくことはあるけど何が悪いのか気になりますよね。
実は、腐食予防のために添加されている環境ホルモン「ビスフェノールA」が缶内やプラスティック容器内で溶け出し、ひとや環境へ悪影響を与えていることが問題となっています。
本記事の内容
- 環境ホルモンとは?ビスフェノールとは?
- ビスフェノールのからだへの影響
- ホットの缶コーヒ・トマト缶・缶詰・プラスティク容器で注意する点
- ビスフェノールAを避ける対策
日本では海外と比べても規制が緩いため日常で使うものには気をつけて対策を考えていきましょう。
こんな人が書いています
- オーガニック・無添加生活14年目
- 試した有機野菜宅配会社は10社以上
- 宅配大好きで日々5社使いまわしている
缶コーヒー・トマト缶・缶詰・プラスティック容器危険?ビスフェノールAの影響
環境ホルモンとは?
ビスフェノールAとは?
詳しくみていきましょう。
環境ホルモンとは?
「環境ホルモン」とは?
正式には「外因的内分泌かく乱化学物質」と言われています。
生物や人の体内のホルモンの働きをかく乱する作用をもつ化学物質の総称です。
環境ホルモン作用の仕組み
本来ホルモンが作用する受容体に結合して偽ホルモンとなって間違ったタイミングでDNAに指令を出します。
また逆に受容体に結合するもののDNAに指令を出さず、ホルモンの働きを邪魔する物質もあります。
ビスフェノールAとは?からだへの影響は?
プラスティック製造で使用される合成添加物のことです。
ポリカボネートやエポキシ樹脂の原料としても使用されます。
女性ホルモン作用を持ち、環境ホルモンの中でも悪名高いものでADHD(注意欠乏多動性障害」や胎児の脳損傷や生殖器への影響(精子減少、子宮筋腫等)や乳がんとの関連付けもされています。
2013年、WHO(世界保健機構)は、環境ホルモンのひとへの影響に関して、生殖障がいのほかに甲状腺の機能障がい、こどもの発達神経障がいなど認められるとしました。
近年、ビスフェノールAは、きわめて微量でも動物の胎児等に影響が生じることがあるという報告があります。
初めて知った「ビスフェノールA」、きっかけはホットの缶コーヒーが危険!?
以前、あるテレビ局が衝撃的な実験結果を公表。スチール飲料から有害ホルモンビスフェノールA(BPA)を330pp検出されました。
それは、多摩川の194倍の濃度!!!!
スチール缶内面のコーティング樹脂加工に
ビスフェノールA(BPA)が添加されていたためです。
この記事を本で読んでさらにホットの缶コーヒーが危険だということを知りました。
なぜかというとホットの缶コーヒーは自販機で売れ残ると数週間、高温のまま放置されますよね。
「冷たい」か「熱い」かでコーティングからのビスフェノールAの溶出量はケタちがいともいわれています。
(参考文献「買うな!使うな!」/船瀬俊介)
トマト缶やサバ缶にも注意!
トマト缶は、酸性の食品であるため、サバ缶やツナ缶などもオイルがはいっているためにビスフェノールAが溶出しやすいといわれています。
BPAフリーと書かれているトマト缶はたまにみかけるようになってきました。(※メーカーによりけり)
サバ缶やツナ缶などのメーカー側のビスフェノールAへの対策としても会社によって取り組んでいたりいなかったりとメーカー次第の印象です。
日本は外国産の缶詰もたくさんはいってきているので注意しましょう。
プラスティック容器も注意!
タッパーやプラスティックで作られた食器、水筒なども注意が必要です。
タッパー、食器に食べ物をいれてレンジでチンしてたらビスフェノールAの溶出量が多くなりますよね。
プラスティック製の水筒も高温の飲み物をいれるのは危険です。
ビスフェノールAに対する日本での規制は?
日本の食品衛生法では、ポリカーボネート樹脂製の食品容器そのものに含まれる量と容器から溶出する量について、ビスフェノールAの規制が行われています。
ビスフェノールAは、材料中の量や溶出する量が定められています。(※材質中の量=500ppm以下・製品から溶出する量=2.5ppm以))
金属缶の内面塗装に使われるエポキシ樹脂については、ビスフェノールAの溶出量等についての食品衛生法の規制はありません。
ビスフェノールAを避けるための対策
日常の生活の中で少しでもビスフェノールAを避けることを考えましょう。
缶ジュースや缶詰を購入するときはBPAフリーを選ぶ
缶ジュースなどは底面が白いものは、環境ホルモン対策ながなされていてビスフェノールAの影響が最小限ですむといわれています。
缶詰はBPAフリーと缶に書かれているものも売ってあるのでよくみて買いましょう。
おすすめトマトピューレ(※BPAフリー)
有機トマトを使っている+BPAフリーパッケージなのにお手頃価格でリピートしています。
コスパも最高!味もおいしくて、これでトマトパスタソース作ったらお店のみたいにおいしい!んですよ。
缶ジュースや缶詰を購入するときは食品メーカーに確認する
いまお気に入りで使っているものは、各メーカーにBPAフリーなのかどうか確認しましょう。
電話でもいいですがホームページのQ&Aへも回答されている場合もあります。
陶器、ガラス容器、ステンレス製、木製のもを使う
食器類はプラスティック製ではなく陶器や木製のものにかえていきましょう。
保存するときは、タッパーではなくガラス容器などにいれるようにしましょう。
水筒はステンレス製、お弁当も木製のものなどがおすすめです。
タッパーなどのプラスティック容器を一気にすてるのは、サスティナブルではありません。
できる限り再利用してみましょう!
食べ物入れではなく生活の中で何かの役に立ててみましょう。(※例えば園芸用の道具いれなど)
おすすめ曲げわっぱ弁当箱
曲げわっぱ弁当箱は、木製であたたかみがありほっこりしますよ。
長く使うひとは思い切って変えてみませんか?
まずふたを開けた瞬間、木の香りに癒されます。
さらにごはんの味がちがいます!おいしい♪
こういう小さなシアワセの積み重ねも大切にしたいですよね。
おすすめコーヒーメーカー(※BPAフリー)
BPAフリーでペーパーフィルターも必要なしという優れものです。
毎日コーヒーを作って飲む人におすすめです。
あと、これ割れにくくて人気なんですよ。
よく割るひとにもおすすめ!
まとめ(缶コーヒー・トマト缶・缶詰・プラスティック容器危険?ビスフェノールAの影響と対策)
環境ホルモンの1つでもありその中でも悪名高い「ビスフェノールA」、いかがでしたか?
最近、不妊カップルの増加とも関係があるといわれています。
日常よく使っているものを変えてみることが大切です。
買い物するときに以前より気にして選ぶだけでもだいぶ違いますよね。
また、環境ホルモンは人間だけではなくプラスティック製品が海へ廃棄されることで魚などにも多大な影響を与えています。
いま、問題となっているプラスティックごみは世界で年間約800万トンも海外に流出されているといわれていますがその量どれくらいだとおもいますか?
ジャンボジェット機に換算すると5万機分だそうです。
でも結局は魚を食べる人間に戻ってきますよね。
因果応報。
とっても悪循環で悲しい話です。
未来のこどもたちのためにも対策していくことが大事って最近、強く思います。
サスティナブルを意識することは自分の健康においても大切な気づきを得ることが多いです。
インスタでも有益情報を発信しているのでよかったらみてみてくださいね。